３．インテリアショールームをお客様と一緒に巡る

インテリアコーディネーターは、ご依頼のインテリアにふさわしいプランを作り、お客様をインテリアのショールームにご案内します。

実際のインテリアを目にし、手に取って、イメージに合うかお客様と一緒に確認をします。

目標とするインテリアデザインからぶれないようにアドバイスをしたり、

もしくは、実際のインテリアを見ているうちに、心変わりがして相談し直したり、

いつでも、お客様のご要望に応えられるよう努力します。

事前のヒアリングで、ある程度、ご提案する内容を絞り混んで、
私は、リストやプランボード作成、サンプル集めをしておきます。

これは、まだ、かなーりラフなものですが、こんな感じのプランボードを仕上げていきます。

それにもとづき、お目当てのショールームを巡ります。
だいたい一日に数ヶ所は行きますね。

ご提案したものを気に入って下さる場合や、
別のものを見て、「おー！こっちも良いかな～！」と、なる場合など、色々あります。

「おー！こっちが良いかな～」になった場合は、その場で全体の方向性を調整しながら、プラン変更をしていきます。

すっかり寛ぎモードのお客様と、丁寧に分かりやすく正直に(笑)、ご案内して下さったリッツウェルの古野さん♪

リッツウェルが2017年のミラノサローネで発表して大好評だったイージーチェア「ベアトリクス」。
お客様はコレにゾッコンになってしまい、しばらくここから動きませんでした。
ショールームに置いていこうかと思いました(笑)
お揃いのオットマンは、まだ未発売のもの！を出してくださいまして、多分、私が世界で一番に発注します
(^_^)v

ここが肝心です！！

お客様は、一つ一つは良いものは選べるけど、
それぞれが部屋にまとまった時に、グチャグチャにチグハグにならないように、

私が、「ちゃんと！」見張ります(笑)

プロに頼む意味が出てくるのは、この部分です。

時には、「それはダメです！」とハッキリ言ったりもします(^_^)v

お客様の要望を、できるだけ取り込み、そしてお部屋全体をバランスよくまとめていくのがプロの仕事。
ここ、本当に大切なポイントです。

私達は、これまでのたくさんの経験や勉強で、インテリアに対する、かなりの目利き力があります。

これを信じて着いてきてくれるかどうかは、お客様しだい(笑)

素直に着いてきて頂いた方が、あとあと幸せになります(笑)(^_^)v

ラグの糸サンプル。
一番上のと真ん中の、こんな微妙な色の違いまで揃えてるところは、さすがのフィスバ！
万が一、違うのが間違って来ても気付かないと思う(笑)

この日は、リッツウェル　→　フィスバ　→　カッシーナ　→　アートハウス21と、盛り沢山廻りました。

だいたい初回のショールーム巡りで、ほぼ、方向性と予算が決まってきます。

アートハウス21のこのシャンデリアは、私もお客様も、文句無しに気に入って、決定～🎵
これ、ずーっと気に入ってて、本当は私が買いたかったのになぁ。。。(笑)

あとは、ファブリックや小物やらの肉付けをする作業に入ります♪
ここ、楽しいです♪

ソファの張地。
濃紺のヘリンボーン柄とレザー。
ヘリンボーン柄は、提案するものの、実はなかなか採用されません。
コーディネーターは結構好きな人が多いと思うのですが、今回のお客様は、ほんとにオシャレさんなので、ご納得してくださいました。

お客様も、普段は行かないような場所に行って、初めての体験をして、様々なアイテムを見て、喜んでおられました♪

オシャレさんなお客様のために、お店みたいなワードローブを造作で作ろうと思ってたら、なんとなんと、私がイメージしてたものとほぼ近いものが既製品であるじゃないですか！　作図の手間が省けました(笑)

と、

こんな風に、インテリアコーディネーターに頼むと、
間違った方向に行きそうな時に引き戻してくれたり、楽しい体験をしたり、お得なことがいっぱいあるのでーす(^_^)v

そして、アイテムによっては、特別お値引きがあったり(無かったりもありますが、、)するかもしれません♪

ぜひ、お気軽にお問い合わせくださいませ。

インテリアコーディネーター 松永真由美 メイデザイン福岡